桜、桜、桜…

4月も中旬に突入しようというのに、冬が舞い戻ってしまったかのようなお天気。一旦、春の陽気を感じた後のこの寒さは少しばかり応えます。でもそのお陰で、今年は桜が咲いている期間が長く、春の訪れと共に美しく咲き誇る桜を愛でる幸せな時をこんなにも与えてもらっています。

本当に桜っていいですね。まるで、たくさんの祝福をもたらしてくれているように感じます。雨が降っても、風が吹き荒れても、咲いていることを楽しんでいるように見えます。今という避けて通れない大きな分岐点に立ち、変化を余儀なくされつつある私たちにたくさんの気づきやメッセージを運んでくれ、大きな愛で見守ってくれているかのように感じられるのです。

 

 

桜を見ていると懐かしい思い出がふと頭を過ったり、身も心も緩んで感情が解放されたりしませんか。桜の花には、私たちのハートを開く不思議なパワーがありますよね。思わずハートオープンしたところで、普段感じないような様々な感情が上がって来て心理的なプロセスも経験します。私もたくさんの癒しを与えてもらいました。たくさんの変化の中で、嬉しいこと悲しいこと…今だからこそ感じられるとあって、この時とばかり準備していたかのように解き放たれるために出てくる感情と向き合っていました。

やはり、新たな方向に向かうために手放さなくてはならないものは確かにあり…何よりそれが大切な今。5次元という領域に複雑な感情というものはないのです。不安や怖れ、痛みもなく、あるのは愛だけです。でも3次元には、ポジティブネガティブ様々な感情があり、それを感じることが出来る。感じられるとは何て幸せなのでしょう。しかし今、愛以外のものは終わらせなければならないのですから、それらの感情一つひとつを癒し手放していくときですね。

 

 

話は変わって、私は昨年から花粉症となり、この時期、目の痛みやくしゃみ、鼻水がもう止まりません。辛いし、嫌だなとそれこそ切り離したくなるくらいなのですが、そうも言えず受け容れた時に、いくら泣いても「これは涙ではなく花粉のせいなの」と言って誤魔化せるという恩恵に預かりました。そう、そういうことがありました！それを良いことに、道を歩きながらも零れる涙をそのままに泣くことも出来たという…あれは気持ち良かったな。花粉症に感謝です。

そして感情に良い悪いはありませんが、今出てくるネガティブな感情はとても古い記憶から来るものです。だから、出てきてくれたことに感謝して、その感情は重いエネルギーと共に解放してあげれば良いですね。今年の桜は、今この重要な時にいつもより長く咲き続けて、私たちの変化変容を助けてくれているのかも知れません。本当に植物たちは、私たち人間のすべてを見て知り尽くしていることでしょう。

桜の花は、未来への希望と共に祝福を送ってくれているのではないでしょうか。

 

桜さん、ありがとう！

愛してます。